• よみがえる戦後山梨の記憶(内田宏氏の写真アルバムの題です) 
    • 趣旨説明 クリップ数7点。内田宏氏のプロフィール、写真記録、制作活動の紹介。
       第2次世界大戦で敗戦後の日本が直面した最大の課題は国民を飢餓から救出することだった。そのために農村の復興と農業生産の発展・向上に行政、農民がともに力を合わせて励んだ。山梨県庁職員として農政に携わった内田宏氏は、昭和30年代から40年代にかけて、山梨の農村の戦後復興の様子を克明にカメラで記録した。高度経済成長の中で、めまぐるしく変貌する農村に暮らす人々の生き生きとした姿を伝える貴重な記録となっている。
    • 山梨の農村女性 クリップ数84点。嫁入り、育児、仕事、戦後の農村発展を支えた女性の姿。「山梨の農村女性2」では田植え、ブドウ出荷の手入れなど。
    • 村の人たち1〜5 クリップ数224点。労働、遊ぶ子どもたち、祭り、日々を生き生きと暮らす農村の人々の姿。小正月祭の獅子舞、どんど焼き、天津司舞、農業を支える馬・牛の姿。
    • 稲・麦1〜2 クリップ数129点。神様が宿るとも言われる日本人の食糧を丹誠込めて作りあげる農家の人たちのすがた。
    • 野菜 クリップ数41点。昭和30年代、農家の野菜作りは病虫害防除、促成栽培など技術革新が進んだ。その貴重な写真記録。
    • 農業災害・林業・農村風景 クリップ数38点。農村を遅う災害の恐怖、また農村の燃料源であった薪木取りのようす。造林作業に汗を流す林業家の姿。
    • 畜産・養蚕・農産加工 クリップ数43点。むしろ編み、蚕の上ぞく、蚕具、高原の牛追い、ころ柿作り、コンニャク切り干しなど。
    • 果樹 クリップ数36点。ブドウ棚支線張り、新植ぶどう園、庭先のぶどう棚、ブドウ出荷、モモの授粉など。
    • 県内風景・伝統工芸 クリップ数41点。八ヶ岳高原を行くSL、旧国鉄甲府駅舎、旧甲府駅前の噴水、昭和30年代の甲府市街、だるま作りなど。
    • 農業普及・生活改善 クリップ数47点。敗戦後の日本で農民たちは農業及び生活に関する科学的・実用的な技術・知識を取得し、奇跡的な農村発展を遂げた。世界的にも評価される農村の生活改善普及事業の記録。
    • 農業普及・青少年クラブ/4Hクラブ クリップ数34点。敗戦後の日本農村で農業改善、農村改善を担った青少年クラブ、4Hクラブの記録。山梨県4Hクラブ連絡協議会結成大会や4H演示大会、4H共同プロジェクトなど。
    • 農業改良普及所所員1〜2 クリップ数114点。戦災で疲弊した農家の自立と生産力向上を支援するため、農業改良助長法(昭和23年制定)に基づき、各県で農業改良普及事業が実施された。普及員は、農家の庭先や田畑に出向いて、新しい栽培技術の指導、肥料・農薬など新しい資材の紹介、地域に合った農産物の開発や農家の生活環境の改善に対する相談活動などを行った。 

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