「横浜につながる絹の道展」~絹がつむいだ「ひと・まち・文化」~のアーカイブ公開しました

「開国博Y150」横浜開港150周年記念テーマイベントの記憶をたどる

横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」は2009年4月28日から9月27日まで、神奈川県横浜市の特設会場で開催されました。主催は横浜開港百五十周年協会、横浜市など。その記念テーマイベントとして、「横浜につながる絹の道展」~絹がつむいだ「ひと・まち・文化」~が横浜赤レンガ倉庫1号館で開催されました。地域資料デジタル化研究会では、この展示資料を復刻し、養蚕製糸の歴史に関心ある方のために、アーカイブ公開いたしました。学習資料として役立てていただくことを願っております。
幕末の横浜港開港により、生糸製品の輸出が可能となり、国内農業の換金作物としての養蚕や生糸加工の製糸業が大きく発展し、農村経済を潤しました。シルク産業の確立による巨額の外貨獲得は、横浜を起点とする日本の近代資本主義社会への道を拓いたのです。
関東周辺の生糸産地と横浜港を結ぶ経路は「絹の道」とも呼ばれ、輸出品の運搬だけでなく西洋文明を取り入れる道でもあり、生活様式や通信、娯楽など文化が横浜から各地に波及していきました。展覧では横浜を起点とする絹の道の歴史を回顧し、将来展望を紹介しました。

「横浜につながる絹の道展」~絹がつむいだ「ひと・まち・文化」~のアーカイブ

http://www.mmdb.net/usr/digiken/SILKROAD/page/A0001.html 

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