Vision ヴィジョン
ビジョン:目的
過去の記憶を明日への希望と活力にするために、デジタル技術で過去と現在と未来を繋げる
Mission ミッション
ミッション:使命この法人は、文献資料ならびにデジタル資料の調査、収集、整理、保存、提供方法等について研究、実践し、もって社会教育、まちづくり、文化、芸術等の振興等の公益の増進に寄与することを目的とする。また、事業の内容として、次のことを実践します。
- 地域資料デジタル化に関する研究と実践
- 地域資料デジタル化に関する普及啓発
- 図書館・博物館等の学習施設の情報化およびサービスに資する事業
- その他、本会の目的を達成するために必要な事業
時代背景
IT (情報技術)社会の到来は、私たちに世界の様々な情報をもたらしてくれるようになりましたが、一方、地域の情報や過去の遺物、文献情報については、デジタルアーカイブがなされない限り、インターネットにオンラインされて情報を必要とする多くの人々には届きません。
従来の博物館や図書館・資料館等において所蔵する貴重な資料も、このデジタル化なくしては活用されなくなりました。逆に見ればどんな小さな地域の資料でも確実にデジタル化がなされれば、それは万人共有の財産になることが可能なのです。
日本政府も、あらゆる分野のIT化に積極的に取り組み始め、地方自治体にもその機運が生まれてまいりましたが、昨今の経済不況の折から、この事業に十分な公的資金と専門的職員(公務員)を投入することができない状況にあります。従って図書館等における地域資料のデータベースの構築や、MARC(機械可読目録)作成が滞っているのが現状です。
設立経緯
このような背景のなかで1999年4月、公共図書館関係者や、情報化を推進している民間企業の仲間が、山梨の情報化について学習を始め、これらに協力することが重要な課題だとし、インターネット上に山梨地域資料デジタル化研究会としてメーリングリストを開設し、オンラインで情報交換、さらには毎月オフラインでの例会を重ねてきました。この課程で「市民の市民による市民のためのデジタルアーカイブ」の実践活動を通して、地域社会の文化・学習活動に貢献しようとNPO「地域資料デジタル化研究会」を設立することにいたしました。
NPO法人地域資料デジタル化研究会概要
法人格 | 特定非営利活動法人 |
名称 | 地域資料デジタル化研究会 (ちいきしりょうでじたるかけんきゅうかい) |
略称 | デジ研、Digi-KEN |
代表者 | 小林是綱 (こばやしぜこう) |
主たる 事務所 | 〒406-0041 山梨県笛吹市石和町東高橋133番地 |
電話番号 | 090-2491-4085 |
FAX 番号 | 055-262-5224 |
メール アドレス | office@digi-ken.org npo.digiken@gmail.com |
ホーム ページ | https://www.digi-ken.org/ |
活動の 目的 | この法人は、文献資料等ならびにデジタル資料の調査、収集、整理、保存、提供方法等について研究、実践し、もって社会教育、まちづくり、文化、芸術等の振興等の公益の増進に寄与することを目的とする。 |
活動の 種類 | ・社会教育の推進を図る活動 ・まちづくりの推進を図る活動 ・学術、文化、芸術またはスポーツの振興を図る活動 ・情報化社会の発展を図る活動 ・科学技術の振興を図る活動 |
特定非営利活動に係る事業 | (1) 地域資料デジタル化の研究と実践 (2) 地域資料デジタル化に関する普及啓発 (3) 図書館・博物館等の学習施設の情報化及びサービスに資する事業 (4) その他、本会の目的を達成するために必要な事業 |
設立認証年月日 | 2001/10/16 |
法人成立年月日 | 2001/10/29 |
事業年度 | 4月1日〜翌年3月31日 |
活動 概要 | 私たちは、文献資料ならびにデジタル資料の調査、収集、整理、保存、提供方法等について研究、実践し、社会教育、まちづくり、文化、芸術等の振興等の公益の増進に寄与することを目的として活動しています。また、事業の内容として、次のことを実践します。 1. 地域資料デジタル化の研究と実践 2. 地域資料デジタル化に関する普及啓発 3. 図書館・博物館等の学習施設の情報化及びサービスに資する事業 4. その他、本会の目的を達成するために必要な事業 |
会員数 | 21名 |
活動 エリア | 県内全域 |
主な活動場所 | 本部:笛吹市石和町デジタルアーカイブ:甲府市 山中湖情報創造館(指定管理者):山中湖村 八ヶ岳コモンズ – 旧北杜市立高根清里小学校跡地有効活用事業(借受による自主経営):北杜市 |
NPO法人地域資料デジタル化研究会 定款(2018年改定)
役員紹介
理事長 小林是綱(こばやしぜこう)
- 昭和19年8月23日、山梨県柏村下曽根(現甲府市)に寺(日蓮宗)の子として生まれる。
- 昭和38年、甲府一高を卒業し立正大学・大学院で方言を学ぶ。金田一春彦博士の指導を受ける、甲州方言研究をライフワークとする。
- 昭和45年、山梨県立図書館に就職、司書として郷土史を研究。
- 昭和58年、常徳寺住職(平成21年4月退住、庵主)現甲府刑務所教誨師
- 昭和63年、石和町立図書館開設準備室長、後に館長。日本初、ビデオテープの自動貸出を開始。日本初、電話回線によるPC相互目録(LMO)を開始
- 平成6年、石和町立図書館長を辞職し、山梨県教育委員会図書館振興嘱託。
- この年より平成18年まで、山梨英和大学、都留文科大学、早稲田大学等で非常勤講師(図書館学)。図書館経営に関する論文多数。
- この頃より、NHKテレビ(夕方ニュースの時間、コメンテーター)、山梨放送、テレビ山梨等、テレビ出演多数。
- 山梨ことばの会代表。文部省・文科省図書館構想委員
- 平成9年 大泉村(現・北杜市大泉町)に金田一春彦ことばの資料館(現金田一春彦記念図書館)準備室長、後に館長。公共図書館における自動貸し出し返却装置の本格的稼動を開始。沖縄市立図書館建設計画基本構想策定主筆。愛知県日進市立図書館建設基本構想策定委員長
- 平成13年、 NPO地域資料デジタル化研究会を立ち上げ理事長。
- 平成15年、日本初の指定管理者による図書館(山中湖情報創造館)開設、館長。
- この年より6年間、テレビ山梨「ウッティーな木曜日」(1時間生放送)コメンテーターとして出演。
- 平成16年、総務省関東総合通信局 関東ICT推進NPO連絡協議会 幹事。
- 平成21年、岩手県立図書館・指定管理者総括責任者となり、盛岡と山梨間、毎月5往復以上の通勤生活を始める。
- 平成23年3月、上記退職。
- 平成29年4月、笛吹国際交流の会代表。山梨県教誨師会会長